整骨院時代のパワハラは相当キツかったです
人生で1番辛かったと言っても過言ではないぐらい
そんな私がパワハラ整骨院の実態をここに書き記していきますので誰か困っている方の参考になればと思います
①整骨院でのパワハラ事情がわかる
②パワハラ経験値が豊富な筆者がおすすめする方法がわかる
③今現在パワハラを受けている方の対処法がわかる
私はブラック整骨院を判断するための実績があります
- 3年間パワハラを耐え続けてきた結果、壊れました
- 柔道整復師業界に10年以上いる経験値と知識
- 整形外科・整骨院・鍼灸院リラクゼーションの勤務経験があるため判断材料が豊富
全く持って嬉しくない実績です…
しかしそんな私が伝えることで救われる人がいるのかもしれないと思い、この記事を書きました
どうかこれから先を担う若者が、穏やかに健やかに仕事ができる世界でありますように
【整骨院でのパワハラ】3年間耐え続け壊れた話

パワハラを3年間耐え続け、壊れた話です
まず最初にどんな内容のパワハラを受けていたのかご紹介します
「叱る」という名前の人格否定

社会人であれば、仕事のミスは誰でも通る道ですよね
そして上司からお叱りを受けることが当たり前になってます
しかしそれは本当に「叱る」ですか?
「叱る」と「怒る」は違いますよ。整骨院業界では叱ると怒ると混同させている上司や先輩が多いです
「叱る」 | 「怒る」 |
相手を間違いを改善するために 道筋を立てて話すこと | 感情が高まり、腹を立てること |
私が経験では、上司は叱っているつもりでも蓋を開けてみたら怒っていることが多かったです
私の上司は感情が高まり腹を立て、こんなことを言うのです
「だからお前はダメなんだよ。普通にやれよ普通に」
「社会人として失格だよお前は、どこにいっても通用しないぞ」
「人に悲しい思いをさせるな、お前のせいで周りがどれだけ悲しい思いをしているか理解しろ」
これは怒りに任せて罵倒しているだけです
「叱る」では到底ないですよね?道筋を立てて論理的に問題改善のアドバイス・注意をするのが叱るです
はっきりといいます
こんな上司は、「時代遅れの石頭でラインも使えないようなガラバゴス上司」です
私の後輩は、親のことや恋人のことまで口出しをされていました…
パワハラだけでなく、モラハラ・セクハラの三重苦です
叱るに見せかけて怒っている上司や先輩は、自分の人生にはいらないので捨ててください
「コミュニケーション」という名前の暴力行為

会社では飲み会、お昼休み、会社全体の総会などのどうしても避けられない行事がいくつかあります
その場で上司はコミュニケーションと偽ってパワハラをしてきます
たくさん経験があるので、いくつかに絞って書きます
エピソード①「身体的な暴力」
「場所」
・居酒屋
「内容」
・酒の強制から始まり暴力へ。笑いながら肩パン(肩にパンチ)を繰り返す。そして次の日に起きると肩〜腕にかけて真っ青になりパニックになる。
「アザを見た上司」
・笑う。自己保身。(俺そんな強くやってないよな?笑)
エピソード②「食事ハラスメント」
「場所」
・職場の休憩室
「内容」
・お弁当に七味を大量にかけられる。小瓶の半分を使われ一面が七味になった。コンビニの七味が売り切れになり、在庫数を増えるほど。
「七味をみた上司」
・お前これ好きだもんな〜(ニヤニヤ)
エピソード③「総会での出来事」
「場所」
・広い会場
「内容」
・ビュッフェ形式の会場で、マスタードをスーツに塗りたくられる。ワイシャツが黄色に染まった。理由は違うが毎年スーツのクリーニングは欠かせなかった。
「上司の反応」
・特に表情はなし。気にする様子もなし。
事件の調書を書いているのかと勘違いしそうになりました…
今書いていても非常に気分が悪いですね
このように、コミュニケーションという形を取り、上司は暴力をパワハラをします
正直ここに書ききれないようなことがたくさんあるので、1/10000、氷山の一角、森の中の木だけを見えるようなそんな感じです
もし同じようなことをされても、我慢して笑っている方は今すぐに笑顔をやめましょう
「責任」という名前の横取り

「自分でやった仕事をしっかりと評価してもらいたい」という気持ちは誰にでもあると思います
しかしパワハラ上司は、成果を自分の手柄にし報告します
いつもは人差し指一本でパソコンをカタカタして、10分でできるような文書の作成に1時間以上もかけながら…仕事中にパソコンで通販を見ていても…
しっかりと上の人には、横取りした成果を報告するのです…
人間不信にならない人がいますか?
自分の成果は別にいいですが、仕事はしろよと何度思ったことか(ため息)
3年間パワハラを耐えた結果

先述したパワハラを耐え続けた結果、心がやられました
この時にうつ病と診断されたりはしていないのですが、今思うと完全にうつの症状でした
できない私がいけないんだ…
ここをやめても居場所なんかない…
みんな耐えているんだから頑張らないと
パワハラを受ける前と、大きく変わったことは3つです
①作り笑いが多くなり、プライベートでも何が楽しいのかわからなくなった
②自己肯定感が下がり、主張ができなくなった
③人の顔色を見るようになった
友人との付き合いでさえ、辛かったですね
頭はずっと上司のこと仕事のことを考えていたような感じですから
その間に何度仕事をやめようかと思ったことかわからないほどです
でも「怖いし、迷惑がかかるから」とずっと飲み込んできました
整骨院のパワハラを超えて今思うこと

私のTwitterの固定ツイートです(@full_shinshi)
仕事は探せばあります。心の深い傷は負わないでください
その時、我慢すればいいという話ではなくて「心が対応しようとして変化」していくのです
辛さを感じないように、痛みをできるだけなくすように心はあなたを全力で守っています
でもその状態が長ければ長いほど、傷が強く残り、負担が少なくなるように心が変化していくのです
あなたが心底辛いと感じているのであれば、私は今すぐに辞めることをおすすめしますよ
あなたの心と体を優先していい。それだけは今強く思うことです
今パワハラを受けている方にやってほしいこと

酷いパワハラに対する行動
現在進行形で被害にあっている方に向けて伝えておきます
まず辞められるのであれば、辞めてください
なぜならば、私が受けたパワハラは人事移動により解決したのです。間違っても、相手が変わるなんてことは考えない方がいいと思います
またいろいろな思いがあると思いがありますよね
・お世話になったから
・恩があるから
・繋がりがあるから
・怖いから
こんな感情は捨ててください。現実的に考えてこの感情たちはあなたを守ってはくれません
どうしても、辞めることが無理なのであれば情報を揃えてください
例えば、人格否定をされひどい言葉を浴びせられた時にiPhoneのボイスメモでいいので録音してください
(難しければ、家でノートに言われたことを書き留めてください)
このようなデータを残すことは武器になります
もし限界がきて退職する理由を聞かれた時に、そのノートを1行ずつ読み上げてください
また「労働基準監督署に相談」という手段もあるので、その際に役に立ちます
いつでも告発できるという気持ちがあるだけでも、気が軽くなりますのでしっかりと記載しましょう
下記にまとまておきましたのでご参考までに
・罵倒に対する策
→日付と時間と場所を明記の上、音声録音・ノートに記載する
・身体的な暴力に対する策
→アザの写真をとる、医師の診断書をもらうなど
(状況のデータを残してください)
・あまりにもひどい場合は「労働基準監督署」に相談する
→直接的な解決にはなりませんが、総合労働相談コーナーというものがあるので、相談して方向性を決めてもいいと思います
労働基準監督署に相談するようならプロ(弁護士)に頼むのも手かもしれません
ここまでは上司に対する行動の仕方でした
パワハラを受けた心の状態を自覚する
行動よりも大事なのが、自身のメンタルヘルス(精神面の健康)です
自己肯定感が低くなり、酷い場合には心の病になってしまう可能性もあります
なのですぐに心の状態を確認してあげた方がいいです
ただ、過酷な環境下だと自覚できない場合があるので、私が体験したことを元にチェックリストを作りました
☑️休みの日も自分のことをする気になれない
☑️夜寝るのが極端に嫌になる
☑️職場で居場所がないと少しでも思う
☑️職場ではほぼ作り笑いをしている
☑️自分を責めることが多くなった
☑️言葉がうまく出てこなくなった
☑️面倒ことを避け、家事や買い物をしなくなった
以上が私の経験です。こんな感じの時でも自覚はありませんでしたし、責めることしかなかったです
この記事を見てくださっている方は自分の気持ちや状態に気づいてあげてください
まとめ:誰かの意見を聞くより自分の気持ちに従いましょう

整骨院でのパワハラ事情はこんな感じ
・「叱る」という名前の人格否定をされた
・コミュニケーション」という名前の暴力行為をされた
・「責任」という名前の成果の横取りをされた
「3年間パワハラを耐えた結果」
↓↓↓↓↓
①「楽しい」という感情がわからなくなった
②自己肯定感が下がり、主張ができなくなった
③人の顔色を見るようになった
私が思うことは
「あなたの気持ちを身体を優先していい」
パワハラを受けている方にやってほしいこと
【行動】
*データを残す
*感情は自分を助けてくれない
【気持ちの自覚】
*客観的な自分の状態をみる
*自分の状態を自覚する
となります
心の病になってから対応するのは遅いです。経験者だからこそ言えることは早めの対応を心がけてください
あなたの心を助けられるのはあなただけです。自分の体と心に聞いてみましょう
この記事で辛い思いをする方が減れば幸いです