こんにちは。tetuです
鍼灸師と柔道整復師として10年ほど働いてきました
今回はその経験を生かし、みなさんにシェアします!
私は整形外科、鍼灸リラクゼーション店、整骨院と様々な職場を体験してきました
その中で「整骨院と整形外科の違いって何?」と聞かれることが多かったので今回はその疑問に対して回答していきたいと多います
この記事を読んだあとは、悩むことなく治療を受けに行けるようになります
何も知らずに行く場所を間違ると、身体の治りも遅くなってしまうのでしっかりと知識を身に付けましょう!
「整骨院」と「整形外科」の違いをまとめた9項目のこと!
整骨院 | 整形外科 | |
お医者さん | いない | いる |
レントゲン | ない | ある |
注射 | できない | できる |
お薬の処方 | できない | できる |
スタッフの資格 (ほぐしや運動指導の) | 柔道整復師が多い | 理学療法師が多い |
怪我の対応(骨折や脱臼) | 基本は 応急処置のみ | 対応できる |
ほぐしや運動指導などの 施術の違い | 骨盤矯正や 猫背矯正など ほぐしが多い | 動作能力の回復を目的 とした運動・施術 |
待ち時間 | 短い | 長い (予約は別) |
保険適応 | 適応 (特定の条件による) | 適応 |
このような感じで、出来ること出来ないことがあります
それぞれにメリット・デメリットがあるので確認してきましょう!
整骨院と整形外科の特徴!受診する際のワンポイントアドバイス!

メリット・デメリットを理解することで、整形外科と整骨院のどちらに行けば判断できるようになります!
Let’s study!
整形外科のメリット
メリット① 診断が出来る | 「診断」を下せるのはお医者さんだけです 病名を確認してから治療を受けられるのが強み |
メリット② 注射が出来る | 「注射」はお医者さんがいないと出来ない 強い腫れや痛み、水が溜まる時には重要 |
メリット③ お薬が出る | 「薬の処方」はお医者さんがいないと出来ない 強い痛みがある場合は重要 |
メリット④ レントゲン | お医者さんの指示で、「レントゲン」をとることが出来る 骨折・脱臼を疑う、強い痛いや腫れの時には特に重要 |
メリット⑤ 怪我の対応 | レントゲンが撮れて怪我の状態を判断出来る 怪我で通院するなら病院へ |
メリット⑥ 専門的なリハビリ | 身体の使い方や、必要な筋力をつけるなど分析してから 専門的なリハビリを受けられる(場所によるが) |
整形外科でのメリットはやはり「お医者さん」がいることです
「診断」「お薬」「注射」「レントゲン」など出来ることが数多くあります
整形外科に行った方がいいポイントは2つ!
ポイント①
急激に痛みが出てきた、痛みが強くて動けないというのであれば、まず整形外科にいって間違えはないです
ポイント②
足を強く捻った、転んでしまった、など怪我の場合は整形外科に受診してください
特に骨折や脱臼は見逃されると、その後に後遺症が残る場合があるため絶対に整形外科に行ってください
また、専門的に得意な箇所があるリハビリ室をもっている整形外科もあるため、頑固な症状の場合は下調べをして相談するのもありです

整形外科のデメリット
デメリット① 待ち時間が長い | 病院なので待ち時間が長いことが多いです |
デメリット② 代診の先生 | 整形外科だけでなく、内科や皮膚科を兼ねてところだと 代診の先生が整形外科的な診療が苦手な場合もあります |
デメリット③ リハビリが大変 | リハビリの先生との相性もありますが、場合によっては 良くなるために強度の高い運動もします |
デメリット④ 場所による | リハビリ室がなく、腰痛で行ってもお薬と湿布しか くれなかった…ということもあります |
整形外科のデメリットはこんなところです
ここだけの話ですが、お薬と湿布だけもらったけど、全く変わらない…というのが患者さんにとってすごく辛いと思います。
そういった場合はまず主治医に相談すること、そしてそういった施設がないようならセカンドオピニオン(病院を変えること)も考えていいと思いますよ。
主治医の先生としっかり話して決めてくださいね!
あっ‥個人的になんですが…もし主治医の先生が話を聞いてくれないようなら、病院を変えることを検討した方がいいかもと思いますよ
あと、代診の先生の場合なのですが
電話で代診の先生の専門分野を聞くといいですよ!受付さんが電話で優しく教えてくれますから
整骨院のメリット
メリット① メニューが多い | 骨盤矯正・猫背矯正・鍼治療・電気治療など メニューが豊富なことが多いです |
メリット② たまに達人がいる | 整骨院には稀にとんでもなく施術が上手な先生がいます 意味がわからないレベルで上手です |
メリット③ 待ち時間が少ない | 病院と比べて待ち時間が少ない傾向にあります |
メリット④ アットホーム | 整骨院の方がアットホームです 楽しくお話を出来る場のことが多いです |
メリット⑤ 融通がきく | 病院ほど大きくないのと、回転が速い場合が多いので 融通がきくことが多い |
整骨院にかかるポイントは3つです!
①時間がない方
②鍼や矯正が好きな方
③怪我ではない方
整骨院のメリットは待ち時間も短く、いろんなアプローチが出来ることです
鍼が好きな方やバキバキ矯正が好きな方は好むかもしれないですね
他にもスタッフと相談して決めることが出来るところや、病院ほど大きくないためいろいろ融通がきくのもいいところです!
怪我ではなく、肩や腰などの不調の場合は整骨院にかかってもいいかもしれません

整骨院のデメリット
デメリット① 施術者による | 施術をしてくれる方により大きく治療効果は異なります また、合う合わないがあるため運要素もあるかも |
デメリット② やばい整骨院もある | 保険の不正請求、言葉が強い、押し売り、セクハラなど 本当に稀にヤバイところがあります |
デメリット③ 保険組合から 書類がくる | 保険を使う際の条件に当てはまっているか確認の書類が くる場合があります |
デメリット④ 距離が近いためトラブルがある | 患者さん同士や先生と患者さんの間でトラブルがあることも |
デメリットで伝えたいポイント2つ!
①人や整骨院によって、施術内容や効果が違う
②ヤバイ所も稀にある
整骨院は「人」や「整骨院」により全くメニューも時間も異なります
なので下調べが重要かと思います
整骨院に通いたいと思っている方がいたら、まず「知人の行っている整骨院」を紹介してもらう方が無難だと思います
これはヤバイ整骨院を避けるためでもあるので、頭にいれておいてください
これができれば、結果的に先生とのトラブルは少なくなります
ちなみになんですが、某サイトにある口コミなどはあまり参考にしないでください
あくまで「ご自身の信頼出来るご友人」の意見を聞いてくださいね
保険は使える?併用で受診できる?整形外科と整骨院の疑問Q&A
Q.整骨院は保険は使えるの?
A.整骨院では限られた場合のみ保険が適用になります
「捻挫」「打撲」「骨折」「脱臼」「挫傷(ざしょう)」の5つですね!!
慢性的な痛みの場合は保険の適応が認められていません
慢性的な痛みで保険を使っている方は、整骨院側で上記の名前が付けられています!
(これはグレーゾーンと言われています)
Q.保険組合から書類が届くのは何?
A.不正な請求が行われていないか確認するために書類が届きます
大体の整骨院では「もし保険組合から書類がきたら持ってきてくださいね。整骨院側で書きますから」と伝えられるはずです
もし間違えて書いてしまったら保険の請求ができなくなってしまうので困るからです
なるほど!良くわかりました
ありがとうございます!
Q.整形外科と整骨院の併用はできるんですか?
A.整骨院と整形外科で同じ箇所を同時に治療するのはNGです。同時に治療した場合、整骨院側の保険請求はできません
違う場所の治療であれば併用は可能です
あまりおすすめではありませんが…
ありがとうございます。
参考になりました!
病院や整骨院の選び方として「身体に聞く」ことも大事

あなたは整形外科や整骨院になにをしにいきますか?
身体の不調をとって、「あなたがしたいと思っていること」を遂行するために治療するためにいくはずです
*痛みなく日常を過ごせるようになりたい
*孫の運動会に行きたい
*趣味の山登りにいきたい
*ゴルフを痛みなくやりたい
悩みや目標は人それぞれですが、それぞれに目的があるはずです
その目的に近づいているかどうか、身体に聞くのも1つの方法だと私は思います
あなたが快適に生活できたら、いい治療が受けられたら幸いです
最後に今回の整骨院と整形外科の違いは、どちらも働いたことのある私が出来るだけ客観的にみて書きました
場所によっては違うこともあると思うので、必ず確認してください
この記事は参考程度にしておいてくださいね
と、いうわけで今回は以上です
ここまで見て頂きありがとうございました!